性に関する指導に取り組んでいます~高等部編
本校では、性に関する指導に取り組んでいます。
今回は、養護教諭による高等部2年生への指導について、ご紹介します。
パーソナルスペースを確認してみよう!
パーソナルスペースとは「自分と相手の適切な距離」、「人に近づかれても不快に感じない距離」のことを言います。今回は、友達や先生などに対する目に見える「からだの距離」だけではなく、不快にならない「気持ちの距離」についても確認をしました。
基本の復習をした後、友達と関わるときの「からだの距離」と「きもちの距離」についてのパーソナルスペースについて問い掛けをし、自分たちの気持ちを確認しました。パーソナルスペースは一人一人違うため、色々な意見が挙がりました。
異性や知らない人との距離感について考えよう
友達との「からだ」と「きもち」の距離感について考えた後は、「異性」や「知らない人」との距離感について考えました。 タブレット端末 を使って 異性との 距離感のすれ違いで起こる、「デートDV」について調べたり、SNS上で起こるトラブルを避けるためにはどうすれば良いか、ロールプレイングを用いて意見を出し合いました。
<学習したことのまとめ>
①「 パーソナルスペース 」 は人によって違うため、 からだの距離も、気持
ちの距離も、相手の気持ちを考えて接する ことが大切 。
②学校や街の中など、公共の場での距離感にも気を付けること。
③知らない人や SNSで知り合った人とは気軽に会わないこと。
嫌なことをされた、自分で断りにくい、不安なことがある場合などは、必ず家族や先生など、大人の人に相談をするよう約束しました。